変革の主体としての農家 4
従来の農民組織はいらないかというと決してそうではありません。
逆にあまりに生産に着目して生産を中心に組織していくという理論もあるわけですが・・・
例えば複合農業でいけば経済論理だけでやっていけるとこうなりますと経済主義的なものに組み込まれ、変革の主体にはならないでしょう。
抵抗組織としてあるということは認めますが、しかしそれが変革の主体になりうるということではありません。
やはり一定程度のイデオロギー性、政治性は必要です。
したがって、旧来の農民組織を解体していいということではなく、旧来の運動組織も含めてそういった運動が展望されるのが効果的である、と思います。
それと対抗しうるのに農協の組織があるが、全農などは農民収奪ということをやっているわけです。
・・・しかし、地域の単協の段階にきますとそうではなくて、かえって単協自体が全農ないしは全中に収奪されているという関係、つまり断えず貯金の割り当て、共済の割り当てなどがいつも押しつけられてきています。
そのために営農指導員すら置けない、あるいは営農指導員が営農の指導ができずに共済の掛け金を取ってまわる、というために使われているのが実情としてあるわけです。