海の資源 3

もしも「構造」が見つかり、それが条件に適した温度で保たれていたであろう岩盤であるなら、「われわれは、油井の掘削を勧めることができます」と彼は言いました。


「掘削作業は、とても金のかかる仕事です」。


彼は続けて、「しかし、たとえ掘ってみて、それが空であったとしても、一回の掘穿で、思ってもみないような情報が出ることがあるので、われわれはあえて蓋を開けてみることを勧めるのです」。


地震学的側面から地質学者が学べるのは、部分的な青写真にすぎません。


掘削して、サンプルが採取され、そこで初めて予測が正しかったのかどうか検証されるのです。


「60年代半ばの北海の状況は、こんな感じだったのです」と彼はまとめました。


地震チャートは、可能性のある「構造」を数多く示していましたが、掘削は一度として行われず、したがって本当に石油があるのかどうか誰もわからなかったのです。


しかし、いざ実行に移るのには、可能性だけで充分でした。


数か月もしないうちに、イギリス、ノルウェー、ドイツ、デンマーク、そしてオランダは、彼らの沿海に、どれほどの石油が隠されているかを査定するために、石油会社各社を招きました。


しかし、それが進行する前に、彼らはパイを分割しなければならなかったのです。


むろん、言うは易く、行うは難しではありましたが。

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